予防歯科

予防プログラム

予防の大切さ


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従来の歯科治療は、痛くなったら歯を削って治したり、抜歯したりする治療( CURE )がメインとなっていました。しかし、現在の歯科治療は MI ( Minimum Intervention )や QOL ( Quality of Life )の考え方が広まってきています。


MI とは、国際歯科連盟( FDI )で提唱された“最小の侵襲”という、最小限の侵襲 により、最大の効果を得ようという医学思想のことです。QOL ( Quality of Life )とは 、人生の内容の質や社会的に見た生活の質を重視するという考え方のことです。


MI の考え方に基づくと、歯を削ったり、歯を抜いたりせずに未然に防ぐことが、最小の侵襲であると言えます。そういった観点から、歯科治療は治療( CURE )に追われていた時代から、予防( CARE )を優先すべき時代へと変化してきています。


では一言で予防といっても何から始めたらよいのでしょうか。まずは現在の口腔内の状況を把握するために検診を受けられることをお勧めします。


いくら予防が大事といっても、口腔内に虫歯や歯周病の原因になる歯石など問題を多く抱えた状態の患者様は、まず治療で改善しなくてはなりません。口腔内が健康的な状態に改善された後は長期にわたり、その状態が維持されることが患者様の Quality of Life の達成に繋がります。


大きく分けて予防の中には、日常の患者様御自身のブラッシングなどを正しくされることと、歯科医院を訪れて定期的なプロフェッショナルな予防( CARE )を受けることが含まれます。


一度手に入れた健康で美しい歯を維持するには、歯の予防( CARE )が欠かせません。悪くなった歯を治療( CURE )する受け身な処置では、健康な歯を先々まで残すのに不十分なのです。


是非正しい歯の予防( CARE )を通じて、虫歯や歯周病を未然に防ぎ口腔内を健全に保つことで、全身の健康維持にも繋げ、本当の意味での QOL ( Quality of Life ) を手に入れてください。



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